INTERVIEW MESSAGE
どんなことにも動じない、海洋開発の2代目社長!
代表取締役社長 藤田 紫
御社について教えてください
最初は3人の共同経営からスタートした会社ですが、創業42年を節目に社長である父から受け継ぎました。
ほんの少し現場の経験がある程度でしたので、建設業界というどちらかというと男社会のイメージがある中で本当にやっていけるのか…社長就任には葛藤はありましたが、長く業務に携わっている多くの社員に日々支えていただいていて、当初の不安は解消されました。
こういう背景があるため、「自分独りで抱え込まずに社員全員の力を借りて、自分なりに自分らしく流れに任せてやってみよう!」という気持ちで会社の舵取りを行っています。
携わっている業務に関しては、「日本は海に囲まれている島国なので、岸壁や港湾施設の設備をしっかり行い、国土を守る大切な仕事をしている」という誇りを持てる仕事になります。
当社は、他社には居ない主要な人材が豊富なの事と、個性豊かな方が多い事が自慢です。根が優しい方が多いです(笑)
主な仕事がどのようなものでしょうか?
大きくに分けて2つあります。
一つは、大型クレーンが付いた起重機船を使って、 岸壁を作ったり、港の補修などを行う大掛かりな港湾関連の仕事。
もう一つは、海に直接はいって作業を行う潜水作業の仕事です。
岸壁が腐食して朽ちてくると何十年に1回程度で補修するのですが、 この場合は潜水士が潜って手作業で工事を行います。
山口県下関市の場合、長州出島の新港地区建設にも関わっていますし、関門海峡の海底の深さをキープするために定期的に「浚渫工事」や潜水士が探知機を使って調査する仕事などを請け負っています。
※浚渫工事とは、安全な海の道をつくるために浚渫船という船を使って
海底の土砂をすくい取る工事のことです。
もしも、航路や泊地の水深が足りないと船のおなかが海底にぶつかって
しまう恐れがあるため、十分な深さの航路や泊地を整備することが大切です。
働きやすい環境作りに取り組まれていますか?
当社では、先代社長の頃から週休2日制には取り組んでいます。働きやすい環境作りは業界の中でも早い方だと思います。
さらに今後は男性の方でも育休が取りやすい環境づくり、有給をうまく使って大型連休と合わせて連休を取りやすい環境づくりなど、さらなる働きやすい環境づくりを模索中です。
当社のような現場主体の会社の場合は、現場に人が居ないと困るため、休み難い印象があると思いますが、社内環境の改革にも進んで取り組んで行きたいと考えています。
求職者の方にメッセージをどうぞ!
家族的な会社で直ぐに溶け込み易い職場だと思いますし、海の仕事は未知の世界が広がっていて凄く面白い一面がありますので、是非体感して欲しいです。
海を好きになってもらって、新しい視点と新しい力を持って長く仕事を続けてもらって、この業界を盛り上げて次の世代に受け継いで頂きたいと思っています。
是非まずは話から聞きに来てください。